沖縄には「御嶽(うたき)」と呼ばれる神聖な拝所が数多くありますが、その中でも特別なのが、琉球の創世神アマミキヨにまつわる「琉球開闢七御嶽(りゅうきゅうかいびゃくななうたき)」です。
この記事では、7つの御嶽それぞれが“どんな場所で・どこにあって・どうやって行くのか”を、実際に巡った写真とともに一つずつ紹介します。参拝の基本マナーや、子連れで行けるかどうかの目安もまとめました。「まず御嶽そのものを知りたい」という方に向けた入門ガイドです。
7つを効率よく巡る1泊2日のモデルコースや、レンタカー・宿の選び方を知りたい方は、別記事【沖縄・七御嶽巡り完全ガイド|レンタカー必須の理由と1泊2日モデルコース】で詳しく解説しています。

沖縄の御嶽について、少しでも興味を持って頂けると嬉しく思います。
よろしくお願いします。
📍 この記事を書いた人
yuppi|現役保育士パパ|47都道府県2周制覇・地球一周経験あり|沖縄旅行に役立つ情報や沖縄のちょっと変わった場所を発信しています。
沖縄のパワースポット!

沖縄にはたくさんのパワースポットがあるよね。

そうだね!
万座毛や斎場御嶽などが有名だよね。

まだ、あまり知られていないパワースポットってあるのかな?

沖縄には、たくさんのパワースポットがあります。
その中でも琉球開闢七御嶽(りゅうきゅうかいびゃくななうたき)があります。今回は、そこを巡ることをおすすめします。

琉球開闢七御嶽って何?
御嶽って何?
全然わからないよ・・・。

全然大丈夫です。
これから、御嶽のことや琉球開闢七御嶽のことを話しますね。
【沖縄でレンタカーをお探しの方】
じゃらんレンタカーで予約するそもそも沖縄の御嶽とは!?
沖縄では御嶽と呼ばれる拝所があります。
御嶽(うたき)とは、琉球の神話の神が存在、来訪する場所。祖先神を祀る場所とされています。
村落の最も重要な場所にあり、祖先の墓所がのちに聖地になったものが多いと言われていて、村落の守護神である祖霊神が祀られている所ともいえます。
王国時代は完全に男性禁制だったため、現在でも一定区域までしか男性の進入を認めていない場所が多くあります。(琉球神道では神に仕えるのは女性とされていた)
琉球開闢七御嶽とは?
琉球開闢七御嶽(りゅうきゅうかいびゃくななうたき)は、琉球王朝の時代から重要な拝所になっていて、沖縄本島全域に広がる琉球開闢の神(アマミキヨ)にまつわる御嶽のことです。
琉球開闢七御嶽
(1)安須森御嶽(アスムイウタキ)
(2)クバの御嶽(クバのウタキ)
(3)斎場御嶽(セイファーウタキ)
(4)藪薩御嶽(ヤブサツウタキ)
(5)雨つづ天つぎ御嶽
(6)フボー御嶽(フボーウタキ)
(7)首里真玉森御嶽
(シュリマダムイウタキ)
安須森御嶽(アスムイウタキ)
安須森御嶽は別名辺戸御嶽(へどうたき)とも言われ、琉球開闢七御嶽の一つです。また沖縄最高の聖地です。
安須森御嶽は沖縄県国頭村にあり、那覇空港から約115km(車で約3時間)の場所にあります。

標高約248mあり、黄金山入り口から頂上までは約30分程度で登れますが道は険しいです。


頂上付近も足場が悪いので注意が必要です。
【💡保育士パパのワンポイント】
・那覇から車で約3時間+登り約30分の本格登山。道は険しく足場も悪いので、小さな子ども連れには正直おすすめしません。歩ける小学生以上+動きやすい靴・軍手があると安心です。
・7御嶽で最も体力を使う“最初の聖地”。時間と体力に余裕を持って、午前中に登り始めるのが安全でした。
クバの御嶽(クバのウタキ)
クバの御嶽は沖縄県今帰仁村にあり、那覇空港から約85km(車で約2時間30分)の場所、今帰仁城跡近くにあります。

琉球開闢七御嶽のうち、アマミキヨが2番目に作ったとされている御嶽です。

登山道を進み約15分〜20分ぐらいで到着しますが、急斜面や岩場もありますので、登る時は注意が必要です。

頂上からは、今帰仁城跡や伊江島、伊是名島、古宇利島などが見下ろせる隠れた絶景スポットです。
【💡保育士パパのワンポイント】
・登山道は15〜20分ですが急斜面・岩場があり未就学児には厳しめ。子連れなら今帰仁城跡観光とセットにして、御嶽は大人が交代で登るのが現実的です。
・頂上からは今帰仁城跡・伊江島・伊是名島・古宇利島まで見渡せる隠れ絶景。登りきったご褒美のような眺めでした。
斎場御嶽(セイファウタキ)
斎場御嶽は沖縄県南城市にあり、那覇空港から約25km(車で約50分)の場所にあります。
斎場御嶽は琉球王国最高の聖地として知られており、琉球国の宗教的儀礼や自然信仰の場所とされています。

入場券売場と斎場御嶽の入口は約500m離れています。(徒歩で約10分)

斎場御嶽内は石畳で滑りやすい場所もあります。

久高島は、琉球の創世神アマミキヨが天から降りて最初につくった場所とされていて、「神の島」と呼ばれています。


斎場御嶽は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、ほかの8つの遺産とともに2000年に世界文化遺産として登録されました。
斎場御嶽
【💡保育士パパのワンポイント】
・7御嶽で最も整備された世界遺産で、観光地として行きやすい場所。チケット売場から入口まで徒歩約10分、中は石畳で滑りやすいので歩きやすい靴を。ベビーカーより抱っこ紐が安心です。
・子連れでも比較的訪れやすいので「まず1か所だけ御嶽を見たい」家族の入口におすすめ。久高島遥拝所からの眺めもぜひ。
⚠️ 2026年〜2027年は工事で入れない区域があります
斎場御嶽では排水路整備工事が行われていて、時期によって参道や拝所の一部に入れません。南城市の公式サイトによる予定は次のとおりです。
| 期間(予定) | 入れない場所 | 入場料 |
|---|---|---|
| 2026年7月1日 〜11月1日 | 石畳参道の一部(三叉路〜寄満の間)と寄満(ゆいんち)の周辺 | 通常どおり |
| 2026年11月2日 〜2027年1月5日 | 石畳参道の一部(三叉路〜御門口の間)と大庫理(うふぐーい)の周辺。御門口(久高島の遥拝所)までしか入れません | 無料 |
とくに2026年11月2日以降は、御嶽の奥まで進めず入口の御門口で引き返す形になります(入場料が無料になるのはそのぶんの措置です)。象徴的な三庫理(サングーイ)を見たいなら、この期間は避けてください。
また工事とは別に、大庫理・寄満・三庫理の3つの祭壇そのものは、聖域を守るため常に立入禁止です。参道から手を合わせる形になります。
工事は「予定」なので前後します。日程がかかる方は南城市の立入制限のお知らせで出発直前にもう一度ご確認を。
藪薩御嶽(ヤブサツウタキ)
藪薩御嶽は沖縄県南城市にあり、那覇空港から約20km(車で約50分)の場所にあります。
藪薩御嶽は、森全体が聖域、琉球七大御嶽の一つです。

CAFEやぶさちの駐車場から森の中を進んでいくと、小さな拝所(藪薩御嶽)があります。藪薩御嶽の先には少し開けたところがあり、海を見下ろす景色が見られます。
藪薩御嶽
【💡保育士パパのワンポイント】
・CAFEやぶさちの駐車場から森の中を進む、自然そのものが聖域の御嶽。道は短めですが土の道なので、子連れなら抱っこ紐+虫よけがあると安心です。
・森を抜けると海を見下ろす景色が広がります。カフェ休憩とあわせて立ち寄りやすいスポットでした。
天つづあまつぎの御嶽(雨粒天次御嶽)
天つづあまつぎの御嶽(雨粒天次御嶽)は沖縄県南城市にあり、那覇空港から約20km(車で約45分)の場所にあります。玉城城跡の城跡内にあります。
玉城城跡は琉球開闢神「アマミキヨ」が築いた、沖縄でもっとも古い時期のグスクだといわれています。

玉城城跡は、琉球開闢神アマミキヨが築き、その子孫の天孫氏が城主であったと言われています。
玉城城跡には駐車スペースもあり、少し登ると木組みの階段があります。
途中から足場が不安定になるので、慎重に登るようにしましょう。

【💡保育士パパのワンポイント】
・玉城城跡の中にあり木組みの階段を少し登ります。途中から足場が不安定になるので、小さい子は手をつないで、抱っこでの無理は禁物です。
・沖縄最古級のグスク跡という歴史も一緒に感じられる場所。城跡見学とセットにすると学びの多い時間になりました。
久高島のクボー(フボー)御嶽
久高島のクボー御嶽は沖縄県の久高島にあります。那覇空港から安座真港までは約25km(車で約50分)。

安座真港から久高島までは、フェリーで約25分(高速船約15分)
自転車を乗せて行く方は船が小さいため、自転車がかなり濡れるので注意が必要です。
久高島港のレンタカー久高島で電動アシスト自転車や電動トゥクトゥクを借りることをオススメします。
島の全長は約8km。レンタサイクルを利用すれば、2時間ほどで一周出来ます。
安座真港↔︎久高島フェリー

久高島クボ―御嶽は久高島の中心部にあります。

久高島第一の聖域で琉球開闢の神話に出てくる七御嶽の1つ。神々が下りた聖地とされていて、男子禁制の場所です。

久高島のクボー御嶽
【💡保育士パパのワンポイント】
・久高島へは安座真港からフェリー約25分(高速船約15分)。クボー御嶽は島第一の聖域ですが現在は立ち入り禁止。手前から静かに手を合わせる「遥拝」に留めましょう(男子禁制の聖地でもあります)。
・島自体はレンタサイクルや電動トゥクトゥクで約2時間で一周でき、子連れでも“神の島”の空気を感じられます。
【神の島と呼ばれる久高島についてもまとめました】

首里真玉森御嶽(シュリマダムイウタキ)
首里真玉森御嶽は、沖縄県那覇市にあり、那覇空港から約9km(車で約25分)の場所にあります。首里城内にあります。
首里真玉森御嶽は、アマミキヨによって造られた琉球開闢七御嶽の1つ。京の内の中でも、最大のパワーが秘められた場所だといわれています
【💡保育士パパのワンポイント】
【💡保育士パパのワンポイント】
・首里城内にあり、7御嶽で最もアクセスしやすい場所(那覇空港から車で約25分)。山登りがないので子連れでも気軽に立ち寄れます。
・首里城観光のついでに参拝できるので「最後の1か所」や「体力に自信がない日」にぴったりでした。
【沖縄で宿泊先をお探しの方】
【沖縄旅行を計画している方】
御嶽参拝の基本マナー
御嶽は観光地である前に、今も地元の方が祈りを捧げる「現役の信仰の場」です。訪れる際は次の点に心を配りましょう。
・ロープの先や石積みの中などの「禁足地」には入らない(神職の方以外は立ち入れない場所があります)。
・石・砂・植物など、御嶽のものは持ち帰らない(すべて神聖なものとされています)。
・肩や膝が出る露出の多い服装は避け、歩きやすい靴で。帽子・虫よけ・お賽銭用の小銭・タオルがあると安心です。
・写真撮影が制限される場所もあります。現地の案内表示に従いましょう。
・久高島のクボー御嶽など、立ち入り禁止で「遥拝(遠くから手を合わせる)」に留める場所があります。
やんばるの自然をもっと“歩いて”感じたい方は、本島北部の低山ハイキングもおすすめです。→ 沖縄で登山できる山4選(初心者・日帰りOK)
よくある質問(沖縄の御嶽めぐりQ&A)
御嶽は観光客が入ってもいいの?
場所によって「入れる御嶽」と「入れない御嶽」があります。斎場御嶽のように入場券を買って見学できる場所もあれば、久高島のクボー御嶽のように立ち入り禁止で、手前から静かに手を合わせる「遥拝(ようはい)」に留める場所もあります。共通のルールは「ロープや石積みの先には入らない」「石・砂・植物を持ち帰らない」の2つ。迷ったら現地の案内表示に従うのが絶対です。
七御嶽は1日で全部回れますか?
正直に言うと、1日では回れません。北端の安須森御嶽(国頭村)は那覇空港から車で約3時間、そこから南城市・那覇市まで本島をほぼ縦断する距離になります。さらに久高島のクボー御嶽はフェリー移動が必要です。最低でも1泊2日、ゆとりを持つなら「北部の日」「南部の日」と分けるのが現実的。具体的な回り方は七御嶽巡り完全ガイド(1泊2日モデルコース)にまとめています。
初めてなら、どの御嶽から行くのがおすすめ?
迷ったら斎場御嶽(南城市)です。世界遺産に登録されていて7御嶽で最も整備されており、那覇空港から車で約50分と行きやすいのが理由です。次に立ち寄りやすいのが首里城内にある首里真玉森御嶽(那覇空港から車で約25分・山道なし)。逆に安須森御嶽とクバの御嶽は登山装備が要るレベルなので、最初の1か所には向きません。
子連れやベビーカーでも参拝できますか?
御嶽ごとに難易度がまったく違います。ベビーカーで最後まで進める御嶽は、実質ありません。斎場御嶽も入口まで徒歩約10分+園内は滑りやすい石畳なので、抱っこ紐が安心です。子連れで行きやすいのは首里真玉森御嶽(首里城観光のついで)と斎場御嶽、次いで藪薩御嶽(森の土道・虫よけ必須)。安須森御嶽・クバの御嶽は急斜面や岩場があるので、小学生以上か、大人が交代で登るのが現実的です。
保育士パパとしては、最初の御嶽は斎場御嶽ひとつに絞るのをおすすめします。詰め込むと子どもが先に疲れて、聖地の静けさを味わうどころではなくなります。御嶽ごとの向き不向きや、ぐずったときの撤退ラインの決め方は御嶽は子連れで行ける?「選び方」と失敗しない立ち回りにまとめています。また、ベビーカーの可否・駐車場・トイレ・所要時間まで実際に歩いて確かめた内容は斎場御嶽は子連れ・ベビーカーで行ける?にまとめました。
御嶽は男子禁制と聞きましたが、男性は入れませんか?
すべてが男子禁制というわけではありません。琉球神道では神に仕えるのは女性(ノロ)とされ、王国時代の御嶽は完全な男性禁制でした。その名残で、現在も一定区域から先は男性が入れない御嶽があります。久高島のクボー御嶽は男子禁制の聖域であり、現在は男女問わず立ち入り禁止です(久高島の記事で詳しく紹介しています)。一方、斎場御嶽や首里真玉森御嶽は男性も参拝できます。
御嶽で御朱印やお守りはもらえますか?
御嶽は神社やお寺ではなく自然そのものを崇める聖域なので、基本的に授与所はなく、御朱印やお守りはありません。斎場御嶽も入場券と見学のみです。沖縄で御朱印を集めたい方は、寺社を巡る琉球七観音めぐりのほうが向いています(※無人のお堂もあるため事前確認を)。
まとめ
今回は、沖縄パワースポット!沖縄七大御嶽(琉球開闢七御嶽)を紹介しました。
沖縄には、あまり知られていない場所や文化がたくさんあります。
沖縄の歴史や文化から様々な場所を巡る旅も楽しんで頂けると嬉しく思います。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。

沖縄の御嶽や琉球開闢七御嶽のことを知ることが出来たよ。
ありがとう!
まずは、有名な斎場御嶽から行ってみようかな。
【🛕 沖縄の聖地・パワースポット巡りシリーズ】
- 【七御嶽①知る】沖縄七大御嶽の解説・行き方・参拝マナー(この記事)
- 【七御嶽②巡る】レンタカー必須の理由と1泊2日モデルコース
- 【観音】琉球七観音とは?7つの観音堂の場所・巡り方・ご利益
- 【神の島】久高島|本島から30分の神秘の島旅

