沖縄で登山!初心者でも日帰りで楽しめる登山コース4選

沖縄

はじめまして、ちょっと変わった旅をする事が大好きなyuppi です。

このブログは、旅行好きな方やちょっと変わった旅をしたい方、旅行でどこにいこうか迷っている方などに向けて発信しています。
よろしくお願いします。

沖縄は海だけではない!?

沖縄といえば、綺麗な海だよね。

そうだよね
青い空に青い海。
沖縄と言ったら海だよね

沖縄旅行になるとどうしても、海の綺麗なビーチに行ったり、マリンアクティビティを楽しむことが多くなるね。

確かに、沖縄といえば海をイメージする方も多くいらっしゃると思います。マリンアクティビティを楽しむのも良いですが、沖縄には、初心者でも気軽に登れる山がたくさんありますよ。

この記事はこんな方におすすめ!

  • 沖縄の自然や絶景を気軽に体験したい方。
  • 日帰りで無理なく登山やハイキングを楽しみたい方。
  • 写真映えスポットや季節の花を楽しみたい方。
  • 体力や経験に自信がなくても安心して挑戦できるコースを探している方。

沖縄本島北部にある日帰りで楽しめる山&登山コース

沖縄といえば海のイメージが強いかもしれませんが、実は本島北部には、豊かな自然と絶景が広がる山々が点在しており、登山やハイキングを楽しむのにぴったりのスポットがたくさんあります。特に、やんばると呼ばれる地域には、手つかずの森や亜熱帯の植物が生い茂るコースがあり、初心者からファミリー層まで幅広く楽しめるのが魅力です。

この記事では、日帰りで気軽に訪れることができ、なおかつ沖縄らしい自然の魅力をたっぷり感じられる北部の登山コースを厳選してご紹介します。海だけじゃない沖縄の新しい楽しみ方を、ぜひ体感してみてください。

今回の記事は、沖縄本島北部で登山やハイキングコースを紹介したり、登山の楽しみ方や注意点などをまとめました。
日帰りで楽しめ、初心者の方にも登りやすい山を紹介していますので、興味がある方は一度チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

嘉津宇岳(かつうだけ)

嘉津宇岳(かつうだけ)は沖縄県名護市勝山にあり、那覇空港からは約75km(車で約2時間)の場所にあります。
嘉津宇岳登山入り口には駐車場もありますので、車で行くとスムースだと思います。

場所嘉津宇岳登山入り口
住所沖縄県名護市(MAP)
駐車場砂利の駐車場あり(無料)
設備トイレ、休憩所

・登山入り口までは、少し狭い道もあります
・登山入り口にはトイレもありますが、あまり綺麗ではなく、トイレットペーパーがないことがほとんどです。
・ボットン便所(汲み取り式便所)ですので、そういうのが苦手な方はご注意を!

・駐車場には自動販売機がないので飲み物は事前に用意しよう。

嘉津宇岳は標高452mの山で、古来より沖縄の名山として知られています。
嘉津宇岳登山入り口から片道1時間もかからず登ることが出来ます。石段やゴツゴツした岩が所々にありますがルートも比較的わかりやすいので、小学生の低学年ぐらいから登れる初心者向けのハイキングスポットです。
最近は、少しずつ登山する方も増え、観光客や外国人の方にも人気の場所となっています。

沖縄県名護市の嘉津宇岳頂上
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晴れた日には、名護市の街並みや綺麗な海を見ることが出来ます。
また、頂上にある岩場ではぶら下がっているような写真を撮ることができ、映えスポットとしても人気の場所です。

嘉津宇岳登山の楽しみ方嘉津宇岳登山の注意点
山頂からは名護市街ややんばるの海・自然を一望でき、絶景を楽しむことが出来ます。登山道は岩が多く、琉球石灰岩は滑りやすいので、しっかりした靴と手袋が必要です。
頂上の岩場では「ぶら下がり風」や岩に座るなど、スリル感ある写真が撮れるフォトスポットとして人気です。雨の日や雨上がりは特に滑りやすいです。
登山道はジャングルと岩場が混在し、沖縄らしい自然を体感できます。頂上は狭く足場が悪い上、風が強いので帽子や荷物の管理に注意が必要です。
初心者や家族連れでも挑戦しやすい山です。登山道は分かりづらい箇所があり、遭難事故も発生していますので赤いリボンや道標を確認しながら進みましょう。
山道にはトイレや休憩所がないので飲み物は事前に用意し、トイレも済ませておくと安心です。

古巣岳(ふるすだけ)

古巣岳は、沖縄県名護市にあり、那覇空港からは約75km(車で約2時間)の場所にあります。
登山入り口には、駐車場がないので、嘉津宇岳登山口駐車場か勝山公民館の駐車場を利用すると良いと思います。

場所古巣岳
住所沖縄県名護市勝山(MAP)
駐車場嘉津宇岳登山口駐車場か勝山公民館

古巣岳は、嘉津宇岳から250mほど南方にある山で、標高は391mです。

ふもとには豊かな森と清流があり、希少な動植物も生息する自然豊かな地域です。

シークヮーサー畑や豊かな森に囲まれ、自然や香りを楽しみながら登れる名護市の山で、初心者から中上級者まで幅広く親しまれています。
ルート上に分かれ道があり分かりづらい箇所もあります。
登山道の途中には石灰岩の少し険しい山道もありますが、初心者でも日帰りで登れる山です。

沖縄県名護市の古見台登山道

登山中級者や上級者の方は、途中にある古見台に足を運んでみては、どうでしょうか??↓↓

名護市登山、古見台

足場も狭く、ロープを持ちながら登っていきます。

沖縄県名護市の古巣岳、頂上

片道約1時間ぐらいで古巣岳の頂上に到着。

古巣岳登山の楽しみ方古巣岳登山の注意点
山頂からは名護市街ややんばるの自然を一望でき、晴天時は絶景が楽しめます。登山道は岩が多く滑りやすいカルスト地形で、手を使う場面も多いためグローブと滑りにくい登山靴が必要です。
3月中旬~下旬はシークヮーサーの花が満開となり、登山道沿いで香りや花を楽しめます崖や断崖絶壁が多く、展望所も足場が悪いので転落に注意が必要です。
嘉津宇岳や三角山など周辺の山と縦走も可能で、体力に自信があればまとめて登るのもおすすめです。沖縄特有のハブや蜂など危険生物にも警戒し、足元や頭上をよく確認して歩きましょう。
ジャングル感あふれる登山道やカルスト地形の岩場など、沖縄らしい自然の中で冒険気分を味わえます。登山道は分かりづらい場所も多いので、ピンクテープや目印をよく確認して進みましょう。

三角山(さんかくやま)

三角山は、沖縄県名護市にあり、那覇空港からは約75km(車で約2時間)の場所にあります。

場所三角山
住所沖縄県名護市勝山(MAP)
駐車場嘉津宇岳登山口駐車場か勝山公民館


登山入り口には、駐車場がないので、嘉津宇岳登山口駐車場か勝山公民館の駐車場を利用すると良いと思います。

三角山は標高290mの山で、おむすび型の形をしているので、見る角度できれいな三角の形の山を見ることが出来ます。
三角山は、片道30分程度で登れる山ですが、岩山で岩が滑りやすいところもあるので、注意して登る必要があります
嘉津宇岳や安和岳に比べ、登山する方も少なく自分のペースで登ることが出来ます。

沖縄県名護市の三角山、頂上

山頂からは名護湾や羽地内海、周囲の山並みを一望でき、絶景スポットです。

三角山は、沖縄らしい自然と独特な地形、そして山頂からの絶景が楽しめる名護市の代表的な低山です。円錐形の美しい山容と、岩場の登山道が特徴です。

嘉津宇岳・安和岳・古巣岳など、周辺には他にも山が連なり「本部アルプス」と呼ばれるエリアの一角です。

三角山登山の楽しみ方三角山登山の注意点
頂上からは名護湾や羽地内海、周囲の山並みが一望でき、絶景を楽しめます。雨の日や雨上がりは特に石灰岩が滑りやすく危ないです。
森林帯を歩くコースで、沖縄特有の植物やガジュマルなど南国らしい自然を体感できます。道はピンクリボンなどで分かりやすく整備されています。
周辺には嘉津宇岳・安和岳などもあり、縦走も可能です。体力に自信があればチャレンジするのもおすすめです。下山時の事故が多いので、疲労や集中力の低下に注意し、こまめな休憩と水分補給を心がけましょう。
駐車場は勝山公民館が利用できますが、台数が限られています。

安和岳(あわだけ)

安和岳は、先に紹介した3つの山(嘉津宇岳、古巣岳、三角山)と近い場所にあります。
安和岳の登山口は、古巣岳や三角山と同じ場所なので、駐車場も同じように利用すると良いと思います。

安和岳の標高は432mで、沖縄県内で第10位、沖縄本島内で第5位の高さの山です。
安和岳は先に紹介した3つの山(嘉津宇岳、古巣岳、三角山)よりも傾斜が大きく、難易度は少し高めです。
頂上までは約2時間ぐらいかかり、中学生以下だとちょっと難しいコースとなっています。

沖縄県名護市の安和岳

安和岳は、今回紹介した山の中では、1番難易度が高い山で、頂上に着いた達成感はあります。
山に囲まれているため、頂上からの景色は、個人差があると思います。

安和岳登山の楽しみ方安和岳登山の注意点
沖縄本島北部・名護市に位置する安和岳(標高432m)は、円錐カルスト地形が特徴で、山頂や稜線からはエメラルドグリーンの名護湾や伊江島などの絶景を楽しめます。登山道は石灰岩が多く、ゴツゴツした岩場や急斜面があるため、トレッキングシューズ・軍手・長袖長ズボンが必須です。
登山道はシークワーサー畑や熱帯植物が広がり、沖縄らしい自然や文化を体感できます。麓ではシークワーサージュースも味わえます。雨天や雨の翌日は特に滑りやすいので注意が必要です。
ルートはピンクリボンやロープで整備されており、初めてでも比較的わかりやすいです。ハブやスズメバチなど危険生物が生息しています。足元や周囲に十分注意し、藪では慎重に進みましょう。
山頂は平らで休憩に適していますが、スペースは狭めです。三角山の方が展望は良いですが、安和岳も十分に自然を満喫できます。山道はトイレがないので、トイレは勝山公民館前で済ませてから登山しましょう。
リュウキュウアカショウビンなど沖縄特有の野鳥の声を聞くこともできます。

おすすめ登山コース

今回紹介した4つの山(嘉津宇岳、古巣岳、三角山、安和岳)を一つ一つ登って楽しんだり、山が連立しているので、2つや3つ、4つの山を一緒に登って楽しむことも出来ます。

沖縄県名護市の安和岳登山道

嘉津宇岳〜安和岳コース

今回紹介した4つの山の中では、1、2番目に高い山を2つ登頂するコース。

    嘉津宇岳登山口駐車場
       ↓(約40分)
    嘉津宇岳頂上到着
       ↓(約50分)
      分岐点
       ↓(約30分)
    安和岳頂上到着
       ↓
   来た道を折り返します。
       ↓(約1時間30分)
   嘉津宇岳登山口駐車場

アップダウンもあり中級者向けのコースです。

嘉津宇岳〜安和岳コースのおすすめポイント

1. やんばるの自然を体感できる縦走ルート
このコースは、標高452mの嘉津宇岳からスタートし、安和岳(標高432m)までを縦走する全長約6〜8kmの登山ルート。沖縄では数少ない「山から山へ」歩く本格的な縦走が楽しめる点が大きな魅力です。

2. 多様な植生と静かな森の中を歩く
やんばる特有の亜熱帯林が広がり、シダ類やヒカゲヘゴ、リュウキュウマツなど、他の地域では見られない植物を観察できます。また、野鳥や昆虫の種類も豊富で、自然観察にも最適です。

3. 登山初心者にもチャレンジしやすい
高低差はそこまで激しくなく、道も比較的よく整備されています(一部藪っぽい場所あり)。健脚な方なら3〜4時間ほどで縦走が可能。初心者や体力に不安がある方は、嘉津宇岳のピストンだけでも十分に満足できます。

4.植物好き・写真好き
沖縄固有種の植物や珍しい苔類、変わった形の根や岩が点在しており、フォトスポットとしても楽しめます。

5.静けさと秘境感のある登山道
観光客は少なく、地元の登山者や自然愛好家が訪れる程度なので、静かな山歩きができます。人の手があまり入っていない自然本来の魅力を楽しめます。

三角山〜安和岳〜嘉津宇岳〜古巣岳コース

今回紹介した4つの山を全てまわるコースです。

    勝山公民館駐車場
       ↓(約50分)
    三角山頂上到着
       ↓(約40分)
    安和岳頂上到着
       ↓(約1時間30分)
    嘉津宇岳頂上到着
       ↓(約40分)
      古巣岳
       ↓(約1時30分)
    勝山公民館駐車場

体力に自信のある上級者向けのコースです。

三角山〜安和岳〜嘉津宇岳〜古巣岳コースのおすすめポイント

1. 沖縄屈指の縦走ルート
沖縄本島北部では珍しい複数の山を1日で縦走できる本格的な登山ルートです。距離は約10〜13km、所要時間は5〜6時間以上。やんばるの起伏に富んだ尾根を歩きながら、それぞれの山の表情の違いを楽しめます。

2. 変化に富んだ地形と植生
三角山の岩場スタートから始まり、安和岳〜嘉津宇岳では亜熱帯の深い森、そして古巣岳では沖縄固有の植物や巨岩が見られるなど、地形や景色が次々に変化します。飽きのこないトレイルが続き、探検気分を味わえます。

3. 縦走後の達成感が大きい
標高自体は低い(全て400m台)ですが、累積標高差は意外とあり、適度に登り下りがあります。時間も距離もある程度長いため、沖縄でしっかり登山を楽しみたい方に最適。終盤の古巣岳にたどり着いたときの達成感は格別です!

初心者でも登りやすい山ランキング

今回紹介した4つの山の中で初心者でも登りやすいと思う山は、嘉津宇岳です。
登りやすい順番としては、
1、嘉津宇岳
2、三角山
3、古巣岳
4、安和岳

頂上からの景色が良い山ランキング

今回紹介した4つの山の中で頂上からの景色が良いと思う山は、嘉津宇岳です。
1、嘉津宇岳
2、三角山
3、安和岳
4、古巣岳

まとめ

今回は、沖縄本島北部にある日帰りで楽しめる登山・ハイキングスポット、登山をする際の楽しみ方や注意点を紹介しました。

沖縄には、初心者でも日帰りで気軽に楽しめる登山コースが数多くあります。今回ご紹介した4つのコースは、それぞれに個性的な魅力があり、沖縄ならではの自然や絶景を満喫できるスポットばかりです。どの山もアクセスしやすく、登山道も比較的整備されているため、初めての方や家族連れにもおすすめです。
沖縄の山歩きは、南国の植物や珍しい動物との出会い、そして山頂からの美しい海や街並みの眺望など、本州とは一味違った体験ができるのが魅力です。

もし、機会がありましたら、是非沖縄の山も楽しんでみてはいかがでしょうか?

最後まで見て頂きありがとうございました。

沖縄といえば海のイメージが強かったけど、気軽に登れる山もたくさんあるんだね。
沖縄の魅力をまた1つ知ることが出来たよ。
ありがとう!

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