はじめまして、ちょっと変わった旅をする事が大好きなyuppiです。
普段は保育園で働く「保育士パパ」として、子連れ目線の沖縄旅を発信しています。
一般に「本部アルプス」と呼ばれる4座(嘉津宇岳・古巣岳・三角山・安和岳)は、すべて登頂済み。
今回は、嘉津宇岳のお隣にある古巣岳(ふるすだけ)を「子連れで登れるのか?」というテーマで、正直にお話しします。

嘉津宇岳の記事を読んで、次は古巣岳が気になってます。
お隣の山だし、同じ感じで登れますか?

実は……そこが今回の記事でいちばん正直に言いたいところなんです。お隣の山ですが、子連れ目線では難易度が1段上。
同じつもりで行くと、ヒヤッとする場面があります。
先に、いちばん大事な結論をお伝えします👇
【結論】
古巣岳は、保育士パパの体験からの目安として小学生(6歳)くらいから。
標高391m・片道約1時間ですが、道が分かりづらい・急斜面や切れ落ちた箇所がある・手を使う岩場が長いので、未就学児は隣の嘉津宇岳からがおすすめです。
この記事はこんな方におすすめ!
・古巣岳に子どもと登れるか知りたい
・嘉津宇岳と古巣岳、どっちが子連れ向きか比べたい
・道迷い・急斜面・ハブなど、リスクを正直に知っておきたい
・名護・本部エリアで子どもと自然体験がしたい

先に比較:嘉津宇岳と古巣岳、子連れならどっち?
同じ本部アルプスの隣同士ですが、子連れ目線で並べると違いがはっきりします。
| 嘉津宇岳 | 古巣岳 | |
|---|---|---|
| 標高 | 452m(名護市最高峰) | 391m |
| 大人の所要時間 | 往復約1時間 | 往復約2時間(片道約1時間) |
| 道の分かりやすさ | 一本道に近い | 分かれ道あり・迷いやすい |
| 手を使う岩場 | 山頂直下のみ | 途中から長め(カルスト地形) |
| 急斜面・切れ落ちた箇所 | 少ない | あり(展望所も足場が悪い) |
| 駐車場 | 登山口にあり | 登山口になし(嘉津宇岳側か勝山公民館を利用) |
| 子連れの目安 | 4歳前後〜 | 小学生〜 |

数字だけ見ると「391mだから嘉津宇岳よりラク」に見えますよね。
ここが落とし穴。低いのに、道のクセと切れ落ちた箇所の多さで、子連れ難易度は逆転します。
古巣岳は何歳から登れる?【目安:小学生から】
はじめにお断りしておくと、これは公的に決まった年齢制限ではなく、保育士パパが実際に登った体験と、現場で子どもを見てきた経験からの「一般的な目安」です。
お子さんの体力や性格には個人差があるので、あくまで判断材料のひとつとして読んでくださいね。
その前提で、正直に判定します。
| 未就学児(〜5歳) | おすすめしません。理由は後述の「分かれ道」と「切れ落ちた箇所」。同じ日に山に登りたいなら、嘉津宇岳(4歳前後からOK・判定の詳細はこちら)へ。 |
| 小学校低学年(6〜8歳) | 大人がしっかり付けば挑戦OK。手を使う岩場を「楽しい」と感じられる子なら達成感は抜群です。 |
| 小学校中学年以上(9歳〜) | 体力的には十分。道迷いだけ大人が管理を。 |
「歩ける・歩けない」より、大人の「見守り力」に余裕があるかで決めてください。
古巣岳は、子どもの手を引きながら道も探す山。大人1人に子ども1人まで、がおすすめの体制です。
なぜ未就学児に勧めないのか(3つの理由)
①道が分かりづらい。
ルート上に分かれ道があり、ピンクテープや目印を確認しながら進む場面があります。子どもがぐずったタイミングで道も探す——これが想像以上に消耗します。
②急斜面・切れ落ちた箇所がある。
展望のいい場所ほど足場が悪く、切れ落ちた箇所への注意が必要です。2〜4歳は「危ない」より「見たい!」が勝つ年齢。「ちょっと目を離す」ができないのが、この山の怖いところです。
③手を使う岩場が長い。
石灰岩のカルスト地形で岩が滑りやすく、大人もグローブが必要なレベル。抱っこやおんぶでの通過は危険です。

じゃあ「小学生になったら行こうね」って楽しみにとっておく感じですね。

それがベストです。
実際、嘉津宇岳→古巣岳の順番で登ると、子どもの中で「前より難しい山に登れた!」という成長の実感が生まれます。
保育の世界でいう「発達の最近接領域」——ちょっと頑張れば届く挑戦が、いちばん子どもを伸ばすんです。
コースの実際|私が登って感じた「子連れ要注意ポイント」
私が登ったときの流れに沿って、子連れ目線の注意点を置いていきます。
| ①駐車場問題からスタート |
| 古巣岳の登山口には駐車場がありません。嘉津宇岳登山口駐車場か、勝山公民館の駐車場を利用します。トイレは登山前に必ず(登山道中にはありません)。 |
| ②序盤はシークヮーサー畑と森の道 |
| 勝山エリアはシークヮーサーの里。3〜4月頃(特に3月後半)は花の見頃で、タイミングが合えば登山道に柑橘の香りがふわっと漂います。ここは子どもも楽しい区間。※開花時期はその年の気候で前後します。 |
| ③分かれ道ゾーン |
| ピンクテープ・目印を確認しながら。ここで「道はどっちだ?」となるので、子どもと手を繋ぐ大人と、道を探す大人で役割分担できると安心です。 |
| ④カルスト岩場 |
| 岩が多く滑りやすい地形で、手を使う場面が増えます。グローブ装着。子どもには「三点支持(手足のうち3つは岩につける)」を遊びのルールみたいに伝えると、喜んで守ってくれます。 |
| ⑤山頂(391m) |
| 片道約1時間。名護市街とやんばるの自然を一望できます。晴れた日の絶景はご褒美級。自分の足で登り切った子どもの誇らしげな顔は、親にとって何よりのごほうびです。 |
| ⑥下りは登り以上に慎重に |
| 滑りやすい岩は下りが本番。大人が先に降りて、子どもを迎える位置で。 |
【子連れNGポイント】途中にある古見台(こみだい)は、足場が狭くロープを持ちながら登る中上級者向けスポット。大人だけなら楽しい寄り道ですが、子連れでは立ち寄らないでください。

装備の話|古巣岳は「グローブ必須」の山
嘉津宇岳は「靴が9割」でしたが、古巣岳は靴+グローブが必須セットです。
カルストの岩は角ばっていて、素手でつかむと擦り傷だらけになります。

大人用はもちろん、子どもにも軍手より滑り止め付きの子ども用グローブを。
手が守られていると分かると、子どもは怖がらずに岩に手を伸ばせるようになります。装備が心の安全基地になるんです。
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持ち物チェックリスト
- グリップの効く靴(子ども・親とも)
- グローブ(親子とも。岩をつかむ場面が多い)
- リュック(両手を空ける。手提げNG)
- 水分多め+おやつ(ぐずり対策)
- 帽子・日焼け止め・虫よけ
- 絆創膏など簡単な救急セット
- タオル・着替え
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当日の不安あるあるQ&A
ハブや蜂は出るの?
沖縄の山なので、ハブ・蜂への警戒は必要です。ハブは夜行性なので昼間の登山道での遭遇はまれですが、草むらや岩の隙間に手足を入れないを子どもと約束してください。
蜂は黒っぽい服より明るい色の服のほうが安心です。足元と頭上をよく確認しながら歩きましょう。
いつ登るのがベスト?
快適なのは10月〜3月頃。特に3〜4月頃(特に3月後半)はシークヮーサーの花の見頃で、タイミングが合えば香りの中を登れる、古巣岳らしさ全開の時期です(開花はその年の気候で前後します)。
夏場は暑さと蜂の活動を考えると、子連れには不向きです。
雨上がりはどう?
やめておきましょう。
カルストの岩は濡れると本当に滑ります。切れ落ちた箇所のある古巣岳では、嘉津宇岳以上に「乾いた晴れの日」を選ぶことが大事です。
嘉津宇岳と縦走できる?
できます(嘉津宇岳から約250m南のお隣で、縦走ルートがあります)。
ただし縦走は体力に自信のある大人向け。
子連れなら「今日は古巣岳だけ」と決めて、余力を残して降りるのが正解です。
アクセス|駐車場は「嘉津宇岳側」を使う
古巣岳は沖縄県名護市勝山にあり、那覇空港から約75km(車で約2時間)。
公共交通機関では行きにくいので、レンタカーが現実的です。
駐車は嘉津宇岳登山口駐車場か勝山公民館へ。古巣岳の登山口自体には駐車場がありません。トイレもここで済ませておきましょう。
チャイルドシートの無料レンタルがあるレンタカー会社や年齢別の選び方は、こちらの記事(沖縄レンタカーのチャイルドシート完全ガイド)にまとめています。
【チャイルドシート条件・料金を比較してレンタカーを予約する】
🏨 前泊するなら
朝の涼しい時間に登るなら名護・本部エリア前泊が快適。下山後は美ら海水族館や備瀬のフクギ並木にも回れる立地です。
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古巣岳の前後に登りたい山
【まだ未就学児なら】
まずは嘉津宇岳(4歳前後から・往復1時間)で「山って楽しい!」の成功体験を。
【古巣岳をクリアしたら】
三角山・安和岳への挑戦も視野に。本部アルプス4座の全体像はこちらの記事でルート別に解説しています。
まとめ|古巣岳は「小学生からのステップアップの山」
- 古巣岳は標高391m・片道約1時間。数字より体感難易度が高い(分かれ道・急斜面・長い岩場)
- 子連れの目安は小学生から(体験ベースの目安)。未就学児は嘉津宇岳が先
- グローブ必須。靴とグローブで、子どもの「怖い」が「楽しい」に変わる
- 古見台は子連れNG。縦走も子連れは見送りを
- ベストは10月〜3月。3月のシークヮーサーの花は古巣岳だけのご褒美
- 駐車場・トイレは嘉津宇岳登山口か勝山公民館で
嘉津宇岳で山デビュー→小学生になったら古巣岳へステップアップ。この順番なら、本部アルプスは家族の「成長の記録」になります。
保育士パパとして強くお伝えしたいのは、子どもにとっての登山は「できた!」を積み重ねる最高の体験だということ。
無理のない山を、無理のない年齢で。その積み重ねが、子どもの自信と、家族の忘れられない思い出になります。
名護の絶景を、ぜひ親子で見てきてくださいね。
さぁー!はじめよう、新しい旅の1ページ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
*※登山道の状況・駐車場・所要時間は変わることがあります。お出かけ前に最新の現地情報をご確認ください。小さなお子さん連れでは、無理をせず「また来よう」の判断も大切にしてください。*






